体の柔らかい方はケガをしにくいとされています。ストレッチを効果的に取り入れるのも1つですね。
体を柔らかくする食べ物とはどのようななものでしょうか?体を柔らかくする食べ物といえば、酢が有名です。
しかし、残念ながらこの説はありえません。調理をする際に、肉や魚を酢につけておくと、酵素の働きに酔ってたんぱく質が分解されて柔らかくなる効果があります。おそらく、この作用から食材だけでなく、人間の体も柔らかくなるという発想が生まれたと思われます。しかし、酢に含まれている酢酸は、人間の体内に取り込まれると、疲労回復効果のあるクエン酸に変化します。筋肉の疲労が溜まることで筋肉が硬化されてしまうと、柔軟性も低下します。
クエン酸の吸収が柔軟性を回復させるという意味では、酢によって体が柔らかくなったといえるでしょう。また、野菜中心の食生活でビタミンやミネラルを豊富に摂取し、たんぱく質や脂質、糖質を含む食材もバランスよく食べることが重要です。体を柔らかくする食べ物というよりは、バランスのよい食生活こそが体を柔らかくするといえるのではないでしょうか。

すこやかケアー(整体・カイロ・マッサージ・気功)

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