最近、一日に二食、あるいは一食しか食べないという人が増えているそうです。
皆さまは、朝・昼・晩と三食きちんと食事を摂っていますか?

我々の体のエネルギーとなる、栄養素。それは、健康を維持するために不可欠な物です。その中でも重要な栄養素が、「タンパク質」・「炭水化物」・「脂質」・「ビタミン」・「ミネラル」の5つです。それらを『五大栄養素』と言います。

今回は、これらの働きを少し説明しようと思います。

タンパク質

タンパク質は、約20種類ものアミノ酸で作られていますが、その内の9種類のアミノ酸は体内で作れないため、食品から摂らなければなりません。タンパク質の働きは、筋肉や内臓などを作ったり、細菌やウイルスからカラダを守り、治癒力を高めます。これが、不足すると体力や免疫力の低下や成長障害を引き起こすこともあります。

炭水化物

炭水化物は、脳と神経系のエネルギーになります。脂質もエネルギーを持っていますが、エネルギーとして効性があるのが炭水化物です。これが不足すると脳の働きが鈍くなり、逆に摂り過ぎてしまうと中性脂肪として体脂肪に変わり、体内に蓄積されてしまいます。

脂質

脂質は、主に体内のエネルギーとして使われます。後に、細胞膜や血液などを作る材料となります。
これが不足すると、ホルモンバランスが乱れて便秘や肌荒れになりやすくなり、逆に摂り過ぎると肥満や生活習慣病になりやすくなります。

ビタミン・ミネラル

ビタミンとミネラルは、タンパク質・炭水化物・脂質の働きを助ける役割をします。そして、カラダの機能の維持・代謝の調整をしていきます。これらが不足すると、口内炎・認知症・骨粗鬆症・貧血等を起こすことがあります。五大栄養素の中でもビタミン・ミネラルは不足しやすく、1日でこれらの食品を摂ることは難しいため、サプリメントによる摂取法も注目されています。

総括してみますと、タンパク質・炭水化物・脂質は重要な栄養素であり、ビタミン・ミネラルはそれらを助ける栄養素。つまり、これら五大栄養素が1つでも欠けてしまうとカラダの体調を崩しやすくなり、場合によっては重い病気になることもあります。肩こり・頭痛・腰痛・ギックリ腰・椎間板ヘルニア・坐骨神経痛などは整体・カイロで対処出来ますが、内なる病気は食事が基本です。
これらをバランス良く摂ることにより体内の代謝を活性化させてカラダの免疫力を高め、疲れや病気などになりにくいような食事が理想ですよね。そのために、朝・昼・晩ときちんと三食食べることは、健康なカラダづくりに必要なことなのです。

これからは食欲の秋。美味しい食材がたくさんありますが、三食のバランスを今一度見つめ直して、健康なカラダづくりを心掛けてみませんか? くれぐれも食べ過ぎにはご注意くださいね。

すこやかケアー(整体・カイロ・マッサージ・気功)

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